レビン
勇将型 若者♂
【不実、猪突猛進、貪欲、利己的、混沌派、進取派、無頓着、過激、陽気、派手、高慢、粗野、ひねくれ者、名誉こそ命】
【僕/粗野口調】
自称勇者。神聖剣技。
17歳。160cm。
真っ黒な瞳に暗いブロンドの短髪。
勝気で強気で明るく活発でクソ生意気な童顔チビ。自信家。傍若無人。喜怒哀楽が激しいというか、ちょっと情緒不安定なところがある。
自分自身をを絶対的な物事の物差しとしており、自分の気に入ったものは徹底的に擁護し、気に入らないものはぶっ飛ばすという思考回路をしている。
基本的に気に入った相手にはフレンドリーで陽気。気に入らない相手には悪辣。
攻撃的な性格をしているが案外打たれ弱い。
雪国の出身で、祖先は本当にその一帯を支配下に置いていた魔王を討伐した、正真正銘の勇者だったらしい。
今ではレビンの一族は村の村長筋、というだけなのだが、レビンは勇者のことをものすごく過剰に信奉しており、何故か自分も勇者だと確信。巨悪を倒すために冒険に出た。
かつて、両親が野生の獣に襲われているのを目前にし、「両親が死んでいるほうが勇者っぽい！」という理由で見殺しにし、村長筋の家を空っぽにして冒険に出て きた正真正銘のクソ野郎。責任感がないわけではないのだが、冒険に出ることは自分の使命だとか言って誰の説得も聞かなかったとか。
フェミニストぶっているが気に食わなければ女でも迷わずぶん殴る腐れ外道。
…と見ると一見サイコ野郎っぽいが、そんなことはない。確かに情はある。
ヒュンバートの幼馴染。
幼いころからヒュンバートを振り回し、魔王討伐と称して森に入って害獣を殺したりするのに付き合わされて、ヒュンバートのほうはすっかり呆れている。
イグニスとは正義感の方向性の違いでよく衝突する。
冒険者歴は2年くらいになるのだが、その僅かな間にいろいろな冒険者宿の初心者たちとパーティを組んできて、報奨金に目がくらんで殺し合ったり、敵のほうが気に入ったため寝返ったり、罠などでレビン以外死んだりして次々壊滅に追い込んできた。とにかく凄まじい悪運の強さで、危機に陥っても何故か彼だけ生き残るという異常な経歴の持ち主。
同じく以前組んでいたパーティが自分以外全滅したというカルヴァリーにそこそこ同情しているが、慰めてやる気はない。
※筋力＋好戦、筋力＋大胆白緑。初めての白緑でものすごく動揺しました。
ポム＝アップル
策士型 若者♀
【誠実、猪突猛進、貪欲、献身的、進取派、好奇心旺盛、穏健、楽観的、陽気、お人好し、愛に生きる】
【あたし/子供口調】
錬金術師。精霊術もある程度使える。
18歳。158cm。桃茶の髪と目。
社交的で明るく、元気いっぱいでハイテンションでポジティブ。
だが、重度の腐女子。何でもかんでもBLに結び付けてしまう。
いつも小説や妄想のネタを探してキャーキャー騒いでいる。
宿の男子で思いっきりBL妄想をしている。というかメインジャンル。
オタクなのにコミュニケーション能力がとても高く、オタ友も多い。
喜怒哀楽が激しく、楽しいときは思いっきり笑い、凹むときは思いっきり凹む。でも立ち直りはとても早い。
やや中性的な喋り方をし、オタク染みた言動も多いが、基本は乙女。腐ってはいるが。
たまにドゥフフとかグヒヒとか女子らしくない声を漏らして笑う。
BLが大好きだがNLもGLも好み、リアル恋愛の応援もする。が、リアル恋愛しててもそれとは別に容赦なくBL妄想はする。
ジミィとは同じ師に学んだ仲で、腐仲間でもある。妄想内容とかで気が合う。
サークルを組んでノベルズ・マーケット（ノベケ）に出ていたことも。今は細かいジャンルの違いで別で活動している。
兄が同性愛者で、幼い頃から男性同士の恋愛は身近で深い理解があり、成長するにつれてメインジャンルになっていった。
マリィ
標準型 若者♀
【誠実、無欲、献身的、秩序派、保守派、神経質、穏健、悲観的、勤勉、内気、謙虚、上品、繊細】
【私/上品口調】
使用人。家政婦技能、箒技能。
19歳。165cm。藍色の長い髪。メイド服。
ルシェハイトの家の使用人。
本来はブリクセム家に仕える人間なのだが、ルシェハイトを慕いすぎて、家出した彼を追って屋敷を飛び出してきた。
後ろ向きで消極的な性格。が、追い詰められると大胆な行動をしでかす。
シャイなところがあるが、家事や買い物は好きで得意。
世話焼きで愛に溢れている。ルシェハイトを過剰に慕っているきらいはあるが、他の人間にも心優しく穏やかで丁寧。
ルシェハイトへの敬愛は正真正銘本物。割とストレートに恋愛感情なのだが、本人もルシェハイトも気付いておらず、主人を慕う気持ちだと思い込んでいる。そういうのにはちょっと鈍感。
ルシェハイトの世話を焼きたいのだが、当のルシェハイトには厄介扱いされている。
彼の行動を止めはしないものの、どこにでも付き添って行きたいと思っているが、すぐに振り切られてしまう。
本当はルシェハイトと冒険に出たいが、嫌がられたので、仕方なくせめて宿の中だけでもお供していなければ…と思っている。
イグニス
知将型 若者♂
【田舎育ち、誠実、猪突猛進、貪欲、献身的、秩序派、進取派、好奇心旺盛、穏健、楽観的、勤勉、陽気、お人好し】
【俺/男性口調】
薬師。炎の魔術も少し使える。
20歳。174cm。オレンジの髪と目。黒目がちの猫目。
熱血漢で一本芯の通った性格。
正義感が強く、悲しんだり苦しんだり困ったりしている人がいると放っておけない。
温かく明るく、捻くれたところもなく真っ直ぐな心を持っている。
薬師の家系で育ったためか、思考は論理的で頭は良い。振る舞いも堂々としており、優しくしっかり者。
砂漠のオアシスの集落の生まれ。集落唯一の薬師の家系。
見聞のために旅に出て、リューンに居着いた。もう少し冒険者をやって困っている人の助けになったりこの辺りの薬草を調べたりする心積もりでいる。
レビンよりよっぽど勇者向けの性格をしており、自分勝手なレビンとはよく衝突する。
喧嘩の戦歴は五分五分。イグニスが言いくるめてレビンを黙らせたり、強引なレビンに押し切られたり。
オランジェ
万能型 若者♂
【不心得者、不実、猪突猛進、無欲、利己的、混沌派、進取派、鈍感、無頓着、過激、楽観的、遊び人、陽気】
【俺/子供口調】
古代人のクローン。開錠・探索役。少しだけ時の魔法を使うことができる。
17歳。170cm。黒い髪と目。あまり光を反射しない大きな瞳。
のんびり屋。ものすっごい馬鹿。頭が悪いというか、頭の中が空っぽ。
壊滅的に物を知らない。どんなことも素直に信じてしまう。何も考えていない。
しかし妙なところで鋭かったり、妙な、どうでもいいことばかり覚えていたりする。さっき通りかかった御者の服が何色だったか、とか。今横切った家の洗濯物干しに布団がいくつかけてあったか、とか。
まったく空気が読めず、超ド級ストレート。そのためしばしば喧嘩や、相手の不機嫌を買ったりして怒られている。
しかし怒られてもぜんぜん気にしない。反省も後悔もしない。怒られてもにこにこ笑っている。
生活力は皆無。料理のりの字も知らない。
失われた古代文明期に作られた人型古代兵器。爆発的な能力を秘めている…ということはなく、単に「戦闘用の人材のクローン成功したから保存しておこう」という感じで遺跡に長い長い間保管されていた人造人間。
何故か少しばかり時間を操る力を持っている。
とある民俗学者に発掘され保護されていたが、理由あって逢う魔が時亭に一時的に預けられた。
カルヴァリー
豪傑型 若者♂
【厚き信仰、誠実、冷静沈着、献身的、保守派、神経質、悲観的、勤勉、地味、謙虚、繊細、お人好し】
【俺/男性口調】
元処刑人の聖北教徒。神聖魔法、処刑技能。吸血鬼（「局外者」経由）。
25歳。176cm。くすんだ緑の髪に、赤い瞳。吸血鬼になる前は青い瞳だったらしい。顔色が悪く隈がある。
落ち着いた性格で誠実だが、かなりネガティブで繊細。
少し自分で物事を抱え込みすぎるところがあり、いっぱいいっぱいになって爆発すると暴れ出す。
生真面目で融通が利かない。しかし冒険者には冒険者の流儀があると思っているので、レビンの傍若無人な振る舞いには一応納得している。ただ、イグニスの正義感にはいつも救われている。
聖北教会で処刑人をしていたが、人を殺すことが嫌になって辞めた。
酒場で飲んでいたところを、聖職者が欲しいという初心者冒険者に誘われ、一度だけなら、と冒険に出たら、その先で吸血鬼になってしまい、当時のパーティメンバーと死に別れて、ものすごい絶望した。
自殺企図もしたが、死に切れず、彷徨って逢う魔が時亭にやってきた。
もう冒険者以外生きる道がないと思っている。
